自律神経の乱れにより眠気が誘発されやすい季節である、寒い冬から暖かい春への移り変わりの3月。睡眠に関するアンケート調査を実施。
東京都渋谷区代々木に拠点を置く株式会社ピクシーは、ペット領域のウェブマーケティングを専門としており、定期的にペットに関する情報を調査してマーケティング戦略に役立てています。ペットと飼い主の生活を向上させるため、今回はペットの睡眠に焦点を当て、300人の飼い主を対象にアンケート調査を実施し、その一部を公開しました。
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ペットを飼うことと人間の睡眠に与える影響
◆調査結果
・参加者の90%以上が、ペットが普段は「ぐっすり眠っている」と回答しました。
・参加者の38%が、ペットが熟睡しているかどうかを「近づいても起きない」かどうかで判断していることがわかりました。
・ペットの寝床について、29%が「犬猫用のベッド」を使用していることが分かりました。
・約60%の犬や猫の寝姿について「丸くなって」寝ていると回答しました。
・参加者の26%が、ペットが眠っているときに「大きな音をたてないように注意」していることが分かりました。
◆犬や猫は普段ぐっすり眠っているのか?
アンケートによると、全体の95%が「はい」と回答しました。つまり、非常に多くのペットが普段からぐっすり眠っていることがわかります。また、飼い主の多くがペットの睡眠に気を遣っている可能性があります。
そこで、熟睡できる睡眠環境について知るため、普段から「ぐっすり眠っている」と答えた飼い主の方々にアンケートを行いました。
◆ペットが熟睡しているかどうかの判断方法は?
調査によると、ペットが熟睡しているかどうかを判断する方法として、
・1位は「近づいても起きないこと」で、全体の38%がこの回答をしました。犬や猫は普段から物音や気配に敏感なため、近づいても全く反応しないということは、熟睡していると判断できるのでしょう。
・2位は「寝姿」で、全体の26%がこの回答をしました。犬や猫がリラックスしている寝姿で寝ていると、熟睡していることがわかります。
・3位は「いびき」で、全体の21%がこの回答をしました。人と同じように、ペットも深い眠りに落ちると大きないびきをかくことがあります。このため、飼い主はペットのいびきを聞くことで、ペットが熟睡しているかどうかを判断することができるようです。
◆犬や猫の普段の寝床について
犬や猫が普段どこで寝ているかを聞いたところ、
・1位は「犬猫用のベッド」であり、全体の29%がこの回答をしました。専用のベッドを用意することで、ペットは自分の居場所で安心して眠ることができるようです。
・2位は「飼い主の布団の上」で、全体の22%がこの回答をしました。寝ているときも飼い主さんのそばにいたいというペットが多いようです。
・3位以下は、それぞれ「ケージやクレート」「飼い主の足元」「飼い主の顔の近く」となりました。全体の半数近くのペットが、飼い主さんの近くで寝ていることがわかります。
この結果からは、多くの飼い主さんがペットにとって快適な寝床を提供しており、ペットたちは飼い主さんとの信頼や安心できる関係から、近くで寝ることができていることがわかります。
◆犬や猫はどのような寝姿で寝ている?
ペットの寝方について質問したところ、
・1位は約6割のペットが「丸くなる」寝方をすることがわかりました。この姿勢は、ペットが安心して熟睡できることを示しています。
・2位は「横向き」(24%)、3位は「体を伸ばす」(8%)という寝方でした。これらの姿勢は、ペットが全身の力を抜いて完全にリラックスした状態であるため、警戒心を解いていることを示唆しています。
・4位には「うつぶせ」(6%)と「仰向け」(6%)が並びました。その他の回答では、「季節によって違う」というものもありました。
◆犬や猫の睡眠について、最も注意していることは何か?
・1位は26%の人が「大きな音をたてない」と回答しました。また、2位は「触らない(23%)」でした。ペットが快適に睡眠できるようにするためには、飼い主の配慮が重要であることが示唆されています。
・3位は「快適な寝床を用意する(19%)」、4位は「適切な室内温度にする(15%)」、5位は「夜は部屋を暗くする(10%)」でした。多くの飼い主は、ペットのために適切な寝床を提供するだけでなく、快適な室温や照明にも気を配っていることが分かりました。
AD■総論
今回のアンケート結果をまとめると、多くの飼い主がペットの睡眠環境に気を配っており、ペットとの信頼関係がペットがリラックスして良質な睡眠を取ることにつながっていることがわかりました。
ペットが良い眠りをとることは、ストレスを軽減し、心身の健康を維持する上でも非常に重要です。もしペットの体調などに異変を感じたら、すぐに動物病院を受診することをおすすめします。ペット保険には無料相談サービスがあるものもありますので、必要に応じて活用してください。
【調査概要】
調査対象 :Webアンケート調査Freeasyモニター
調査方法 :インターネットによるアンケート回答
有効回答数:300名
集計期間 :2023年2月15日