※この記事は一部prを含みます
睡眠中にかく汗の量、どれくらい?
①コップ1杯
②500mlペットボトル
③鍋1杯

正解は①コップ1杯です。
私たちは、寝ている間にも意外とたくさんの汗をかいています。
その量は、およそコップ1杯(約200〜300ml)にもなると言われているんです。
なぜ寝ているだけで汗をかくの?
人間の体温は、眠りにつくとともに自然に下がっていきます。
この体温調節のために、体は汗をかいて熱を放出しています。
特に、深い眠り(ノンレム睡眠)に入るときには、体の深部体温が下がるため、無意識に汗をかく仕組みになっているのです。
他の選択肢と比べると…
- ②500mlペットボトル:
高温多湿の環境や発熱時などの例外を除けば、通常の睡眠でここまでかくことは稀です。 - ③鍋1杯:
これはさすがに言い過ぎ! ただし、熱帯夜・発熱・寝具の通気性が悪い場合などには、500ml以上の汗をかくケースも。
寝汗対策のポイント
快適な睡眠環境をつくるために、以下のような工夫が効果的です:
- 吸湿性・通気性の高い寝具を選ぶ(例:麻素材、ガーゼ、吸湿シートなど)
- 寝室の温度・湿度を快適に保つ(温度:22〜26℃、湿度:40〜60%)
- 寝る前に激しい運動や熱いお風呂は避ける
- 発汗が多い人は、パジャマをこまめに洗濯・交換するのも◎
まとめ
睡眠中にかく汗の量はおよそコップ1杯分。
目には見えなくても、体はしっかり体温調節をしてくれています。
「寝汗=異常」ではなく、自然な生理現象。ただし、対策を怠ると睡眠の質に影響を与えることもあります。
毎晩ぐっすり眠るためにも、寝汗ケア=快眠ケアを意識してみましょう。