
株式会社ブレインスリープ(本社:東京都千代田区、代表取締役:廣田敦)は、スタンフォード大学生体リズム研究所(SCNL)との共同研究により、「ソーシャルジェットラグおよび睡眠/覚醒リズムの規則性が睡眠指標に与える影響」に関する大規模データ分析結果を、2025年10月4日〜5日に開催された「第32回日本時間生物学会学術大会」にて発表しました。
規則的な睡眠リズムが快眠の鍵に
本研究は、ブレインスリープが提供するウェアラブルデバイス「ブレインスリープ コイン」で1年間にわたり収集した7,419名のデータを用いて実施。平日と休日の睡眠時間帯のズレ(=ソーシャルジェットラグ)が大きいほど、起床時の気分や日中の体調が悪化する傾向が示されました。また、日々の睡眠時間が不規則な人ほど寝つきが悪くなる傾向も明らかになりました。
調査概要
・対象者:2024年1月〜12月に「ブレインスリープ コイン」で計測した全国のユーザー
・サンプル数:7,419名
・使用機器:「ブレインスリープ コイン」
・測定項目:睡眠中央時間、目覚めの気分スコア、日中のコンディションスコア、入眠までの時間
調査では、平日と休日の睡眠時間帯のズレや、日々のリズムの変動幅に応じてユーザーを分類し、各指標の差異を統計的に比較。ズレが大きいグループでは、目覚めや日中の調子、寝つきに悪影響が出ることが判明しました。
今後の展望
今回の研究結果は、社会全体に蔓延する「週末の時差ボケ(ソーシャルジェットラグ)」の健康リスクを示すエビデンスとしても有用です。ブレインスリープは今後も科学的根拠に基づく睡眠改善のためのソリューションを開発・発信してまいります。
会社概要
■会社名:株式会社ブレインスリープ
■所在地:東京都千代田区
■代表者:代表取締役 廣田敦
■事業内容:睡眠ソリューションの開発・提供
■URL:https://brain-sleep.com/
まとめ
平日と休日で睡眠リズムが大きくズレる生活は、快眠や日中のパフォーマンスを損なうリスクがあります。毎日の睡眠リズムを整えることの大切さが、今回の大規模調査で改めて浮き彫りとなりました。ブレインスリープは引き続き、人々の“脳が眠る”睡眠の実現を目指して取り組んでいきます。