~睡眠時無呼吸症候群などの睡眠課題を専門医療機関と連携し早期発見・予防~
株式会社セゾンテクノロジー(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員:葉山 誠)は、健康経営の一環として、40歳以上の全社員を対象にスリープテックを活用した睡眠検査を2024年11月より本格導入しました。
この取り組みは、睡眠時無呼吸症候群(SAS)などの「無自覚リスク」を早期に発見し、専門医療機関との連携を通じて改善を促進することを目的としています。同社はこれにより、社員の健康維持と生産性向上を目指します。
背景と経緯
セゾンテクノロジーは、2024年7月から40歳以上の管理職を対象に、株式会社S’UIMINの脳波計測デバイス「InSomnograf」とAI技術を用いた睡眠検査を試験導入。この結果、約3割の対象者が睡眠時無呼吸症候群の疑いがあると判定されました。判定を受けた多くの社員が症状に気付いていなかったことから、全社員への拡大導入を決定しました。
睡眠時無呼吸症候群は、生活習慣病や心筋梗塞、脳卒中のリスクを高めることが報告されています。同社はこれを「社員の健康を守る重要課題」と位置づけ、早期発見と治療を促進しています。
睡眠データの活用と今後の展開
セゾンテクノロジーは、睡眠検査データと勤怠情報、運動習慣などのデータを連携させることで、睡眠課題との相関性を解析する予定です。これにより、リスクを事前に特定し、予防に活かせる仕組みを構築する方針です。
「データをつなぐスペシャリスト」としての同社の強みを活かし、社員の健康支援を科学的に進めるとともに、スリープテックを活用した新たなデータ活用モデルを提案していきます。
株式会社セゾンテクノロジーについて
セゾンテクノロジーは「世界中のデータをつなぎ、誰もがデータを活用できる社会を作る」をミッションに、クラウド型データ連携プラットフォーム「HULFT Square」などの先進事業を展開しています。グローバル規模でITサービスやシステム開発を提供し、未来を切り拓くテクノロジーの実装に取り組んでいます。
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株式会社S’UIMINについて
筑波大学発のスタートアップ企業であるS’UIMINは、「スリープイノベーションの創造」を掲げ、睡眠課題の解決に取り組んでいます。脳波計測デバイス「InSomnograf」やAI技術を活用し、個々の睡眠課題に対する科学的アプローチを提供しています。
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社員の健康とパフォーマンスを支えるために、セゾンテクノロジーは引き続き先進的な取り組みを進めていきます。