もし自分が、身近な人が、うつ病になってしまったら?うつ病の薬って?副作用はあるの?

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今やだれにでも起こりえる病気でもあるうつ病。もし自分が、身近な人が、うつ病になってしまったら。仕事に追われ、普段うつ病になったことを考えて仕事をすることは稀かと思います。なぜなら、うつ病は自身が発症してから気づいたことですが、言葉で非常に伝えづらい病気なことに加え、普段から元気に働けている方は、うつ病になったことを考えて仕事することは少なく、症状にも気づきにくいためです。

気分が落ち込んでいるな、ストレスがたまっているななどサインが出ていても、仕事を優先してしまい明日には治ると思って過ごしてしまう方も多いのではないかなと感じています。

バリバリ働いていたあの人が突然の休職。一緒にいても塞ぎこんでしまい周りが気づかないケースや、遅刻や欠勤が出始め、明らかに就業態度に変化が出たりするケースもあるかと思います。そして実際に診断をされてから初めて受け止める方も多い病気だと感じています。

今回はそのうつ病になってしまった際に出される薬はどのようなものがあるのか、どんな副作用があるのか、実際に私が処方されている薬をもとに説明していきます。

うつ病の薬のイメージ

気分を促す薬が多い

鬱病の治療薬には、セロトニン再取り込み阻害薬 (SSRI) やセロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬 (SNRI) などが一般的に処方されるようです。これらの薬は、気分の改善や不安、パニック障害などの症状緩和に効果があるといわれております。どちらもセロトニンやノルアドレナリンという神経伝達物質を増やして情報伝達をより促すものとされています。

主に大きく分けると3つになるといわれているようです。

抗不安薬

睡眠導入剤

気分安定剤

その中で私が主治医から出していただいてるものをご紹介します。

クエチアピン

ロラゼパム

エチゾラム

トリアゾラム

フルニトラゼパム

抑肝散

以下に、それぞれの薬の効果を簡単に紹介します。

  • クエチアピン: 気分安定剤や睡眠薬、抗不安薬として処方され、不眠や不安症状の緩和に効果があるといわれています。副作用として、眠気やめまい、食欲増加などがあるそうです。
  • ロラゼパム、エチゾラム: 精神安定剤、抗不安薬や睡眠薬として処方され、不眠や不安症状の緩和に効果があるといわれております。副作用として、眠気やめまい、依存性や離脱症状のリスクなどがあるそうです。
  • トリアゾラムフルニトラゼパム:睡眠導入剤として処方され、不眠や入眠障害、中途覚醒などの緩和に効果があるとされています。トリアゾラム(ハルシオン)は超短時間型と呼ばれており、即効性が高く、効果が強いもので、その時間は3,4時間ほど継続するそうです。一方、フルニトラゼパム(サイレース)は中時間型と呼ばれているようで、睡眠導入にも中途覚醒にも効く、比較的効果の強い成分といわれています。効果も7,8時間ほど継続することもあるようです。ただし、個人差はありますが、翌日ふらつきや眠気が残るケースもあるようなので注意が必要です。トリアゾラムもフルニトラゼパムも副作用に、薬物依存、痙攣の発作、離脱症状、妄想等の精神症状が挙げられているようです。
  • 抑肝散: 心身の調整やストレスの緩和に効果があるとされており、飲んでから30分ほどで私は落ち着きなどの効果を感じています。副作用として、下痢や吐き気、頭痛などがあるといわれております。


注意:これらの薬は、専門医の処方や指導のもとで使用する必要があります。また、薬の種類や効果は、個人差がありますので、必ず医師に相談してから使用するようにしてください。うつ病で働けなくなってしまった場合、まずは専門医に相談し、適切な治療を受けることが重要です。治療には、薬物療法の他に認知行動療法や対人関係療法などがあります。

心と体のケアが重要

投薬治療だけなく、心と体のケアが必要

薬物療法においては、効果と副作用を考慮して、適切な薬剤を選択する必要があります。薬物療法は個人差が大きく、一人ひとりに合った薬剤を見つけることが重要です。また、薬の効果には時間がかかるため、治療開始後も定期的に医師とのフォローアップを受けることが必要です。

選択肢として、薬物療法だけでなく、私個人が一番重要だと感じたものは、”生活習慣の改善”です。十分な睡眠や運動、バランスの良い食事などがうつ病の症状緩和に大きく関わっています。また、心理的なストレスを減らすことも大切であり、趣味や友人との交流など、自分に合ったリラックス方法を見つけることも重要です。

最後に、鬱病は早期発見・早期治療が重要です。まずは原因を考え、環境を変えることも重要です。例えば、仕事を変える、休職をする、休暇を取るなどすると落ち着くこともあります。実際に私も休みを取ったことで症状が和らぎました。症状が出た場合は、自己判断せずに専門医に相談することをおすすめします。早期発見することで投薬治療ではなく、生活習慣の改善で快方に向かうこともできるかと思います。まずは、心と体のケアをしっかりしていきましょう。

過去の記事でTMS治療という投薬以外の治療法もご紹介しております。ご興味がある方はぜひご覧になってください。

はたらく人にとって人生を豊かにするサポートを今後も続けていきます。

コメント

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