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睡眠不足は国民病
毎日しっかり眠れていますか？実は日本人の睡眠不足はほかの先進国などから比べてとても短いことで有名です。遊んでて…仕事が優先で…数日なら平気だと思って…など朝方までおきてしまって翌日後悔した方も多いはず。
しかし睡眠不足は大病の元です。若い時は問題がなくてもいずれ年を取った時にを体を壊してしまうケースもあります。例えば、生活習慣病やうつ病になりやすくなったり健康への被害がとても大きいです。若いうちに大病を患うとその後の人生も大きく制限ができてしまうかもしれません。
そして身体的な理由だけではなく、周りへの迷惑や心配をかけてしまうこともありますよね。例えば仕事を長期的に休みほかの方に埋めてもらう必要が出たり、病院生活になったら金銭的にも負担がかかります。たかが睡眠されど睡眠です。
企業も個人の睡眠をサポートする時代へ
以前の時代と比べ、睡眠への意識は高くなってきていると思います。しかし、仕事やダイエットなど見えるものは自然と取り組みが始めやすいものですが、睡眠は”時間が削られている”などの心理的な面や”明日一日頑張ればいいから”など後回し＆忘れがちな生活習慣です。睡眠は意識して変えなければ、変わることはありません。
一人の社員が寝不足で体調が悪く生産性が落ちると、一緒に企業の生産性も落ちます。仕事は一人で成り立っていないからです。しかし、個人の睡眠や健康管理を企業がサポートすることは、なかなか難しいものだと思われてきました。
時代は昭和から今は令和になりました。いまや、睡眠グッズなどは多くありますが、これはあくまで個人の方が自分で意識して買ったりサポートするものです。では企業が一人の社員としてその個人を見たときはどうでしょうか。私生活は一人ひとり異なりますが、社員としてその個人を見たときに、睡眠不足で生産性が落ちていたら、その人へ改善を促す必要がありますよね。
もちろん睡眠不足の理由は様々ありますが、原因が例えば、社内でのコミュニケーションがうまくできないなど社内の人間関係が原因で不眠症になってしまっていたら。見方はいろいろありますが、「個人のメンタルの問題」「コミュニケーションが取れないほうが悪い」「コミュニケーションを乱している人を叱責する」などの意見もあるかと思います。突き放すことは簡単ですが、その後会社の負担は大きくなります。やめてしまうかもしれないし、パワハラで訴えられるかもしれない、叱責した別の人が病んでしまい、うつ病になってしまうかもしれません。
今は社員の睡眠は企業の財産の一つになってきていると思っています。これだけ睡眠不足が多い国なのに、最近は減りましたが、TVでは過労死などの報道もみますよね。長く続けられない理由は、一端に社員だけの責任ではないと考えています。今までは個人の問題として扱っていた睡眠不足も、企業がサポートして健康管理する時代になってきています。
企業からすると、やることが増える、管理が大変などありますが、社員の健康をサポートすることで、将来の会社の生産性や売り上げの貢献につながるという考え方にしてみると、よいかもしれません。
再びたとえ話ですが、環境が悪く辞めてしまう人が多い会社の場合、①残業で寝る時間が不足②翌日の生産性が落ちる③働きづらくなり辞めてしまう（もしくは病気になり休職/退職）④採用に力をいれる。①→②→③→④の繰り返しになる悪循環になります。
また、採用できたしても、途中でやめてしまうかもしれませんし、③で辞めてしまった人がもっていたスキルまで採用した人を成長させるのに、どれだけの時間とコストがかかるのでしょうか。採用自体も採用会社などを通す場合、無料ではないので、そこもコストや時間がかかりますよね。
つまり、企業も個人（社員）の健康管理をサポートすることでメリットが大きいと言えます。そして、人が辞めない働きやすい会社として成長することで、会社がおおきくなり融資が増えるかもしれませんし、融資のおかげで事業をさらに展開できるので会社も成長する、というよい循環になる可能性を秘めています。
最後に
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
oyasuimeeは、はたらく人に向けたウェルビーングメディアですが、当メディアではウェルビーングの意味合いに、「社会的」「経済的」「心理的/精神的」「身体的」の健康の概念を含んでおります。
特に身体的・心理的/精神的な面として睡眠を大切にしています。そのため、睡眠に関連する事柄が多く、個人でも役に立つ睡眠関連情報も取り上げているメディアとなっておりますが、睡眠という個々人の環境に企業がサポートする時代に入り、「なにから社員へサポートを始めればわからない」という企業様に、情報メディアとして法人向けのスリープテックサービスをメインに、睡眠改善員役立つ情報を企業様にご支援できればと思います。
仕事と睡眠は、人生に大きな影響をもたらすテーマだと考えております。ひとりでも多くの人が仕事を通じて人生を楽しんでいただきたいと思います。皆様のサポートができるように、今後も情報発信を続けていきます。