【第一回】2023年ウェルビーイングアワードの受賞者が決定!38件のファイナリストが選出!

WELLBEING AWARDS リリース
【第一回】2023年ウェルビーイングアワードの受賞者が決定!38件のファイナリストが選出!

多様な幸福と健康に向き合い、社会全体の認知と理解を高め、相互に認め合うことを促進するために貢献した企業や取り組みを表彰しています。

ウェルビーイングアクション実行委員会は、株式会社朝日新聞社(代表取締役社長:中村史郎)をはじめとする複数の企業で構成されており、第1回目となるウェルビーイングアワード2023の選考結果を、2023年3月17日に発表しました。

最優秀のグランプリを受賞!

ウェルビーイングアワード2023において、最優秀のグランプリを受賞した企業は以下の通りです。

  • モノ・サービス部門:住友生命保険相互会社、株式会社LIFULL
  • 活動・アクション部門:大王製紙株式会社
  • 組織・チーム部門:株式会社丸井グループ

公式サイトは、https://www.asahi.com/ads/wellbeing_awards/ です。

「ウェルビーイングアワード」は、ウェルビーイングアクション実行委員会とウェルビーイング学会の共催により創設され、2022年11月25日から募集を開始しました。この賞は、多様な幸福の価値観に向き合い、新しい商品やサービス、活動を生み出した企業を表彰することで、ウェルビーイング・マーケティングの考え方を発信し、ウェルビーイングな社会への推進に貢献し、最大の幸福を叶えられる社会を目指すことを目的としています。

審査は、審査委員長である前野隆司・慶應義塾大学院教授と宮田裕章・慶應義塾大学医学部教授を含む6名の審査員によって行われ、厳正なる審査の結果、38件のファイナリストが選出されました。そして、各部門のGOLD賞(3部門計8件)と最優秀のグランプリ(3部門計4件)が決定されました。

参照リンク:https://prtimes.jp/a/?f=d9214-20230324-777b30b01bf2aace871c0ebda2117e70.pdf

◆受賞作

~モノ・サービス部門~
モノ・サービス部門では、住友生命保険相互会社と株式会社LIFULLが受賞しました。受賞理由は、WELLBEINGな生活や社会の創出に寄与している「モノ・サービス」であることです。この受賞企業は、多様な幸福と健康に向き合い、認め合える社会づくりに貢献しています。

◆グランプリ(2作同時受賞)

住友生命保険相互会社
住友生命保険相互会社の健康プログラム「Vitality」
「Vitality」は、リスクに備えるだけでなく、リスク削減のための行動変容を促す健康プログラム

株式会社 LIFULL
みんなの“したい暮らし”を実現する「FRIENDLY DOOR」
国籍や経済状況、性別、年齢などに関係なく、親身に対応してくれる不動産会社を探せる

◆GOLD

インパクト賞
GROOVE X株式会社
人の愛する力をはぐくむ家族型ロボットLOVOT(らぼっと)

アイデア賞
Gigi株式会社
まちの飲食店を「社員食堂」として利用できるサービス「びずめし」

harmo株式会社
”清水寺”にて祈祷がされた御守にharmoおくすり手帳を一体型にした御守ICカード

アウトカム賞
一般財団法人ワンネスグループ
「孤独の解消と自己実現」を掲げる支援活動、元受刑者や課題を抱える人々を支援し、心身の回復や生きがいのある生き方を目指す取り組み

▼ファイナリスト

あいおいニッセイ同和損害保険株式会社/カルビー株式会社/共同印刷株式会社/
キリンビバレッジ株式会社/立飛ホールディングス(GREEN SPRINGS)/
株式会社DRIPS/フォーネスライフ株式会社/一般社団法人ブライドジャパン/
株式会社丸井グループ/株式会社桃谷順天館/株式会社ラフール/株式会社リーディングマーク/
株式会社 LIXIL 住宅研究所 アイフルホームカンパニー/株式会社 LIXIL 住宅研究所/
株式会社リンクアンドコミュニケーション
(五十音順)

活動・アクション部門
「活動・アクション」ではWELLBEINGの情報発信と普及を目的とし、多様な幸福と健康に向き合い、認め合える社会づくりに貢献した取り組みが表彰されました。

◆グランプリ

大王製紙株式会社
「もっといいパンツになる」というメッセージを掲げ、様々な取り組みを実施

◆GOLD

インパクト賞
株式会社ポーラ及び飛騨高山フューチャープロジェクト
「地域と子供の未来のための地方創生アクション」を掲げた「飛騨高山地域お仕事発見隊」

アイデア賞
パナソニックホールディングス株式会社
「Aug Lab」が目指す何気ない日常の豊かさを追求する研究開発活動

アウトカム賞
NECソリューションイノベータ株式会社
「健康ミッションアプリ」を用いた健康習慣の促進活動

▼ファイナリスト

味の素株式会社/一般社団法人コーポレート機能協会 主催:ウェルビーング研究委員会/
サントリー株式会社 ノンアルコール統合活動/デロイト トーマツ グループ/株式会社ポーラ 幸せ研究所
株式会社丸井グループ/株式会社/株式会社 LIFULL
(五十音順)

~組織・チーム部門~
WELLBEINGを提供/実践している「組織・チーム」
経営や働き方の面から、ウェルビーイング重視して取り組んでいる組織やチームを表彰

◆グランプリ

株式会社丸井グループ
社員が自発的に参加し、全社的にウェルビーイングを推進する「社員主導の全社プロジェクト」

◆GOLD

アイデア賞
NECネッツエスアイ株式会社
社員と会社の両方がWin-WinとなるWell-being推進を目指す、「WellBGsをベースとした活動

◆ファイナリスト

SAPジャパン株式会社/株式会社 LIFULL/日清食品株式会社 Well-being推進部
(五十音順)

受賞作の詳細情報については、朝日新聞のウェルビーイングサイトWell-Being Action!で2023年3月27日(月)付けの朝刊と共に掲載される予定です。ぜひそちらもご覧ください。ウェルビーイングサイトのURLは https://www.asahi.com/ads/wellbeing_action/ です。

●審査委員長

前野隆司(まえの・たかし)
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科の教授で同大学ウェルビーイングリサーチセンターの長を務める博士(工学)。
キヤノンなどでの経験を経て、現在は幸福学、幸福経営学、イノベーションについての研究や教育に取り組む。著書には『ディストピア禍の新・幸福論』(プレジデント社)、『ウェルビーイング』(日経文庫)、『幸せな職場の経営学』(小学館)、『幸せの日本論』(角川)、『幸せのメカニズム 実践・幸福学入門』(講談社現代新書)、『脳はなぜ「心」を作ったのか』(筑摩書房)などがある。

宮田 裕章(みやた・ひろあき)
慶應義塾大学医学部の教授。
医療政策・管理学を専門。2003年に東京大学大学院医学系研究科健康科学・看護学専攻修士課程を修了し、保健学の博士号を取得。その後、早稲田大学人間科学学術院助手、東京大学大学院医学系研究科医療品質評価学講座助教を経て、東京大学大学院医学系研究科医療品質評価学講座の准教授、教授(非常勤)を務め、2015年5月より慶應義塾大学医学部医療政策・管理学教室の教授を務める。そして、2020年12月より大阪大学医学部に招へいされ、現在は同大学の招へい教授として活躍。

●審査員

島田 由香(しまだ・ゆか)
株式会社YeeYの共同創業者であり、代表取締役でありアステリア株式会社のCWOや、日本ウェルビーイング推進協議会の理事長も務める。
慶應義塾大学卒業後、パソナを経て米国コロンビア大学大学院にて組織心理学修士号取。日本GEでの人事マネジャーを経験し、2008年入社しユニリーバ・ジャパンでは2014年に取締役人事総務本部長を務めた経験。人のモチベーションに着目した独自の人事施策「WAA」などを多数実行し、2017年に株式会社YeeYを共同創業し、代表取締役に就任。日本企業のウェルビーイング経営実現に取り組み、内閣官房「行政改革推進会議有識者議員・歳出改革ワーキンググループ委員」など国や政府、自治体などの委員も多数務めている。

若宮 正子(わかみや・まさこ)
NPOブロードバンドスクール協会理事や、「メロウ倶楽部」理事、熱中小学校教諭、「NEXT VISION」理事など、様々な役職を務めている。1935年に生まれ、高校卒業後は三菱銀行(現・三菱UFJ銀行)に勤務し、定年まで従事。しかし、58歳から独学でパソコンを学び、表計算ソフト「エクセル」を使ったブックカバーのデザイン方法を編み出し、「エクセルアートの創始者」として知られている。2017年には、ゲームアプリ「hinadan」をリリースし、その後米・アップル社のCEOから同社が主催する開発者向けイベントWWDCに特別招待される。また、国連などでの講演も行う。政府や国が主催する会議の構成員も務めており、デジタル庁「デジタル社会構想会議構成員」などに名を連ねている。著書には、「老いてこそデジタルを。」(1万年堂出版)などがある。

佐座マナ(さざ・まな)
一般社団法人SWiTCH 代表理事。
カナダ・ブリティッシュコロンビア大学にて人文地理学を学び、2019年にはロンドン大学大学院サステナブル・ディベロプメントコースに進学。現在はコロナ禍で帰国中。140カ国の若者が気候変動について議論する「Mock COP26」でグローバルアンバサダーを務め、各国リーダーに提言を行い、COP26日本ユース代表としても活躍。2021年には一般社団法人SWiTCHを設立し、代表理事に就任し、サステナビリティ分野での啓発活動や教育、イベントの開催など、様々な活動を行う。

松田文登(まつだ・ふみと)写真左
岩手県生まれの双子の兄で、1991年生まれ。東北学院大学を卒業後、ゼネコン会社のタカヤに勤務した後、株式会社ヘラルボニーを創業。現在は同社の代表取締役副社長/COOを務め、営業部門の統括を担当している。岩手県在住。
松田崇弥(まつだ・たかや)写真右
株式会社ヘラルボニーの代表取締役社長/CEOである。1991年に岩手県で双子の弟として生まれ、東北芸術工科大学を卒業後、企画会社オレンジ・アンド・パートナーズを経てヘラルボニーを設立した。クリエーティブ部門を統括し、東京都に在住している。

◆ウェルビーイングアワード開催の背景について

人生100年時代において健康と幸福が重要な価値観として最注目キーワードとして注目されるようになったウェルビーイング。世界経済フォーラムのクラウス・シュワブ会長が2021年に開催予定だった年次総会(ダボス会議)のテーマで”グレート・リセット”を掲げ、経済システムを人々の幸福(ウェルビーイング)を中心に見直す必要性を訴えたことで企業間での取り組みも広がる。

しかし、ビジネスや事業にウェルビーイングをどのように取り入れるべきかについては不透明な部分が多く、多くの声が上がっているのも事実。

このような背景から、ウェルビーイングアワードは多様化する幸福の価値観に向き合い、新しい商品やサービス、活動を表彰することで、ウェルビーイング・マーケティングの考え方を広め、ウェルビーイングな社会への推進に貢献することを目的としている。これにより、多様な人々が受け入れられ、幸せに暮らすことができる、最大“多様”の幸福を実現する社会を目指している。

そのほか詳細はこちらのプロジェクトサイトをご確認ください。
ウェルビーイングアワードプロジェクトサイトhttps://www.asahi.com/ads/wellbeing_awards

■朝日新聞社が運営するウェルビーイングサイト 【Well-Being Action!】 について

URL:https://www.asahi.com/ads/wellbeing_action/

 ■サイト開設にあたり

現代社会において、人生100年時代の到来に伴い、健康でありながら幸福であることが重要視されるようになりました。こうした価値観の実現が求められる中、ウェルビーイングという考え方が注目を集めています。ウェルビーイングは、直訳すると「幸福」「健康」を意味し、WHOの憲章では「身体的、精神的、社会的に良好な状態」を指します。私たちは、ウェルビーイングな社会づくりに貢献したいと考え、このサイトを通じて多様化する幸福の価値観を紹介し、共に考えることで、皆さまが行動する一助となれるよう努めます。

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